サービス内容

大きく分けて体に刺入するはりと、肌を刺激する刺入しないタイプの2種類があります。いずれも血行を促進し、痛みやこりを軽減することが期待できます。
症状の出ている部位のみにとらわれず、全身の状態を診て身体の繋がりを意識した施術を行なっています。腰痛の施術に手や脚、膝の痛みに腰のツボなど、患部から離れたツボを使うことが多々あります。
また、体への負担を最小限にするため、使うはりの数は出来る限り少なくしています。

【毫鍼(ごうしん)】
鍼灸臨床において一般的に使用される、体内に刺入するタイプの使い捨てはりです。髪の毛程度の太さとなっておりご利用者様の状態、部位によって使い分けていきます。
はりを刺した際の痛みは少しチクッとする程度で、時には全く無痛で刺入することが出来ます。
なお、はりは写真の通り一本ごとに真空パックされ、使い捨てとなっておりますので衛生的で安心です。

【ローラーはり】
はりきゅうに恐怖心のある方や、内出血しやすいなど、通常のはりきゅう施術を行うにはリスクのある方に対して使用しています。
このローラーはりのメリットは、痛みを伴わないこと、衣服の上から施術できること、体内に刺入しないので内出血等が起こらないことが挙げられます。
マッサージよりやさしい刺激で、こちらを好むご利用者様も少なくありません。

当院のきゅう施術は、モグサの下に台座のついた台座灸、また機械を用いた電子温灸の2種類を使用しています。
お灸をすることで体内の白血球が増え、免疫力が上がるという報告があります。

【台座灸】
台座に乗っているモグサに火をつけ、患部に貼り付けます。しばらく付けていると徐々に熱さを感じてきますので、お灸を取り去ります。
直接モグサを肌に乗せる方法と比べ、熱感がマイルドで火傷が起こりにくいという特徴があります。じんわりと温まり気持ちが良いと好評です。

【電子温灸】
温かくなった発熱部を患部にで3〜5秒当て、熱さを感じたら離します。これを何度か繰り返していきます。これにより少しずつ患部が温まっていきます。
またモグサの匂いが少なく、煙も出ません。

【ほぐし】
はりきゅう 施術の前後に、手のひらを使って硬くなっている場所をほぐしていきます。全身の血行改善やむくみの解消が期待できます。

【ストレッチ】
関節の硬さが痛みの原因となるケースが多くみられます。痛みのない範囲でストレッチを行います。

【機能訓練】
安定した座位、立位、歩行に必要なトレーニングをベッド上やベッドサイドにて行います。
ご利用者様が施術の無い日にご自分でも行えるような優しい内容です。

「リハビリしてもなかなか良くならない」
「全身の緊張が強くて抱っこしにくい」
「てんかんの発作が多くて心配」
とお悩みのご家族様へ
当院では、小児まひ(脳性麻痺、PVLなど)のはり施術を行っています。小児まひそのものは、現代医学でもはりきゅう マッサージでも治すことができません。
しかし小児まひの二次症状(強い筋緊張・緊張に伴う側弯、股関節の亜脱臼・てんかん発作)に対しては、症状の緩和や進行を抑える効果が期待できます。
【このような子にオススメです】
・PVL(脳室周囲白質軟化症)
・緊張の強い子
・てんかん発作が頻回な子
【このような効果が期待できます】
・緊張が緩和する
・体が動かしやすくなる
・てんかん発作の回数が減る